2019.02.11

ロコ・ソラーレだけじゃない。
カーリング女王をかけた戦いは激アツだ

  • 竹田聡一郎●文 text&photo by Takeda Soichiro

 北海道札幌市のどうぎんカーリングスタジアムで第36回 全農 日本カーリング選手権(2月11日~17日)が開催される。

3年ぶりの日本選手権制覇を狙うロコ・ソラーレ 女子の優勝候補筆頭は、昨年の平昌五輪で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレだろう。

 長い五輪シーズンを終えて、今季は夏の終わりから本格的に氷上に乗る、ゆったりとしたシーズンインだったが、9月に新設されたW杯のファーストレグ(中国・蘇州)で今季初戦を戦うと、カナダへ飛んでグランドスラム(※ワールドツアーの中でもグレードが高い7大会の総称)を含むワールドツアー4大会に参加した。

 その後、11月には韓国・江陵で開催されたパシフィック・アジア選手権(PACC)に日本代表として出場。準優勝という結果を残して、今回の日本選手権優勝チームが得る世界選手権(3月16日~24日/デンマーク)出場の切符をきっちりモノにした。

 12月に入ると、再び太平洋を渡ってアメリカ・オマハで行なわれたW杯セカンドレグに出場し、見事に優勝。さらに、続くグランドスラム2大会では、世界のトップチームを相手にいずれも5位入賞を果たすなど、世界レベルで互角以上の戦いを見せてきた。

 今季、チームが掲げるスローガンは「トップトップ」だ。五輪でのメダル獲得や、グランドスラムでのクオリファイ(決勝トーナメント進出)など、トップチームのひとつとして結果を残し、自信もつけた。今後も目指すは、常に”世界の頂点”となる。

 正しくは「Top of the top」なのだが、「言いやすさと響き優先で、いつの間にか『トップトップ』になっていた」(鈴木夕湖)というのは、いかにも彼女たちらしいエピソードだ。そして、その”トップトップ”への階段を上がっている実感はあるか? と吉田知那美に問うと、彼女は「Yes,We do!」と言い切った。