【月刊・白鵬】大盛況の夏場所、横綱が注目する「2人の若手力士」 (5ページ目)

  • 武田葉月●構成 text&photo by Takeda Hazuki

 小柄でセンス抜群の相撲を取ると言えば、横綱土俵入りで私の露払いを務めている、幕内の石浦がいます。石浦よりも体に柔軟性がある炎鵬。相撲界に慣れて、徐々に体重を増やしてトレーニングを積んでいけば、石浦とはまた違った"曲者力士"になり得ると思います。

 大学時代、入門時の付け出し制度に適用されるほどの国内ビックタイトルを手にしていないため、今場所は序ノ口からスタートになりましたが、優勝を狙える実力は十分にあります。

 ならば、今場所の狙いは、私との"ダブル優勝"でしょうか。それが実現できば、うれしい限りです。

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