2016.02.04

吉田沙保里が真摯に語る
「リオへの調整」と「結婚」と「合コン」

  • 宮崎俊哉●取材・文 text by Miyazaki Toshiya  佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 昨年末に行なわれた天皇杯全日本レスリング選手権で優勝を飾り、リオデジャネイロオリンピック出場権(女子53キロ級)を獲得した吉田沙保里。その翌日、彼女は長年所属していたALSOK(綜合警備保障)を退社し、フリーになることを発表した。あれから約1ヶ月――、さまざまなイベントに出演して忙しい毎日を送る彼女に、現在の心境について聞いてみた。

女子選手初の「オリンピック4連覇」に挑む吉田沙保里――ついにオリンピックイヤーとなりましたが、フリーになって変化はありましたか?

吉田沙保里(以下:吉田) 変わったことは……、特にありません(笑)。「(ALSOK退社会見で)新たなことに挑戦するため」と言っていたのに、それじゃダメか。でも、マット以外のことでは、DVDの撮影があったり、イベントで”モデルさん歩き”もしました。少しずつですが、これまでやったことがない仕事にも挑戦していますね。次は女優とか……それはもうやったか(2014年に初挑戦)、歌手とか……あ、去年CDを出させてもらっていますね(笑)。とにかく、今だからできることを思い切りやっていきたいです。一方、レスリングは引き続き、母校の至学館大学で練習しています。栄和人監督(日本レスリング協会強化本部長)に変わらず指導してもらっているので、ブレることはありません。

――至学館大学では、リオ五輪出場に内定した登坂絵莉選手(48キロ級)、川井梨沙子選手(63キロ級)、土性沙羅選手(どしょう・さら/69キロ級)、さらにはオリンピック予選に挑む渡利璃穏選手(わたり・りお/75キロ級)も一緒に練習していますね。

吉田 はい。至学館の独占状態で本当にうれしいことです。お互い刺激し合って、いい状態で練習しています。