【今日は何の日?】里谷多英が長野五輪で初の金メダル

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • photo by AFLO SPORT

【1998年2月11日】
冬季五輪日本女子初の金メダリストが誕生

 札幌五輪以来26年ぶりに日本で開催された冬季五輪。モーグルでは21歳の里谷多英と18歳の上村愛子に注目が集まっていた。

 そんななか、上村愛子は初出場ながら健闘し7位入賞。そして、期待以上のすばらしい結果を残したのが、五輪出場2回目の里谷多英だった。彼女の持ち味である力強いすべりと、ダイナミックなエアで、冬季五輪において日本女子第1号の金メダルを獲得した。

 里谷多英は4年後のソルトレイクシティでも銅メダルを獲得したが、2006年のトリノでは15位。33歳で挑んだバンクーバーは、エアでバランスを崩し転倒。19位という結果に終わった。しかし、果敢に攻めるすべりは金メダルを取ったころと変わらず力強い、すばらしいものだった。

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