【今日は何の日?】札幌五輪70m級ジャンプで日本メダル独占
メダルを独占し、取材陣に囲まれる(左から)金野昭次、笠谷幸生、青地清二
【1972年2月6日】
笠谷、日本の冬季五輪史上初の金メダル
1972年2月3日に開幕した札幌五輪。4日目のこの日、宮の森ジャンプ競技場では日本のメダルが期待された70m級ジャンプ(現在のノーマルヒル)が行なわれた。
1本目で84mの最長不倒を記録し首位に立った笠谷幸生は、2本目はやや失速したものの79mを飛んで優勝。日本人として初めて冬季五輪で金メダルを獲得した。さらに金野昭次が2位に、青地清二が3位に入り、日本人が表彰台を独占した。
開催国での快挙に日本中が沸き、以後、日本のジャンプ陣が"日の丸飛行隊"と呼ばれるきっかけとなった。