2020.02.11

羽生結弦がスーパースラムを達成したいま、楽しみにしていること

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

四大陸選手権で初優勝した羽生結弦 韓国のソウルで行なわれた四大陸選手権の最終日、男子公式練習で4番目の曲かけ練習だった羽生結弦は、曲かけを行なわずに開始15分後にリンクから上がった。体のキレもよく、気力もあふれ出して好調さを感じさせた。

 羽生は4回転トーループ+1オイラー+3回転サルコウを難なく決め、4回転サルコウもきれいに決めると、その後はトリプルアクセルから3回転フリップも跳び、フライングキャメルスピンまで続けた。

 ジャージを脱いでからは3回転ルッツを2回跳び、そのあとは冒頭に予定している4回転ルッツにトライ。6回目にきれいに決め、そのまま次の4回転サルコウまでつなげた。その後再びジャージを着ると、4回転トーループ+3回転トーループと、4回転ルッツに入るコースを確認してリンクを後にした。

 この日の男子フリーは11時30分から開始。22番滑走の羽生の出番は午後3時00ごろのため、一度ホテルに戻ってから午後1時半には出発しなければいけないことを考えれば、練習をフルにやると2時間弱しか休めない。そんなスケジュールだからこそ、体力温存を考えて曲かけ練習を回避したのだろう。