6カ国が激戦。羽生、宇野が揃う日本は世界国別対抗戦で優勝できるか (4ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 田中亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

 カナダは、世界選手権3連覇の実績を持つチャンが、確実に上位に食い込んでくるはず。女子シングルのデールマンも、四大陸選手権2位、世界選手権3位と上り調子なだけに、好調を維持していれば侮れない存在だ。ペアとアイスダンスも実力は高いだけに、あとは男女シングル2番手のレイノルズとチャートランドがどこまで上位に迫れるかだろう。

 国別対抗戦のポイントは、ペアとアイスダンスは1組ずつなのに対し、シングルは2名ということ。日本男子と同じように、女子シングルで大量点獲得が可能なロシアも有利な立場にいる。メドベデワのトップはほぼ確実で、ラジオノワが世界選手権代表を逃した悔しさをぶつけてくれば、SP、フリーでワンツーの可能性もある。そのうえペアとアイスダンスは世界選手権最上位組が出場しており、ロシアは本気で初優勝を狙っているといえる。世界選手権8位と11位のコリヤダとコフトゥンが堅実に滑り、少しでも上位を崩せるようなら優勝に近づきそうだ。

 今年の世界国別対抗戦は接戦が予想される。上位4ヵ国の日本、アメリカ、カナダ、ロシアのどこが勝ってもおかしくない状況だ。

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