五輪出場枠「2」の厳しさが、
日本女子フィギュアをより強くする (4ページ目)
結局、日本勢は三原が5位、樋口は11位で、平昌五輪の出場枠は2に決まった。それでも三原はフリーで4位と、十分に世界で戦っていける可能性を見せた。また樋口も、今シーズン苦しんできた表現とジャンプの両立に手応えを得て、攻めの滑りを取り戻したことは収穫だった。
2枠になった来季の日本女子の五輪代表争いは厳しいものになる。だがそんな厳しさがあってこそ、全体のレベルは上がるのだとプラスに受け止めるしかないだろう。今回の結果をどうやって平昌五輪以降につなげるか。日本女子フィギュアの真価が問われる。
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