2020.10.06

大友美有、eスポーツの甲子園を制覇。ご褒美は「家にこもって…」

  • 渡辺静●取材・文 text by Watanabe Shizuka
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

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eスポーツに青春を捧げる高校生たちがいるーー。

eスポーツの「甲子園」とも呼ばれる大会「STAGE:0(ステージゼロ)」の第2回大会が8月から9月にかけて開催され、全国から1779校2158チームの合計5555人が参加した。大会は、5対5のチーム対抗戦略PC向けゲーム「League of Legends(LoL=ロル)」など3部門で行なわれ、激戦の様子を伝えるライブ配信の総視聴者数は、全国の高校生の約2倍となる747万人を記録。注目度の高さを示した。
一体、eスポーツの何が高校生たちをこれほどまでに駆り立てるのか。その答えを探るべく、LoL部門で2連覇を達成したN高等学校(通信制)の大友美有にeスポーツを通した青春の形を聞いた。 

eスポーツのプレーヤーでモデルとしても活躍する大友美有。N高の選手として2連覇に貢献した
ーー優勝おめでとうございます。大会を終えた今、どんな気持ちですか。 

大友 今大会は、N高として絶対に連覇を成し遂げたい気持ちと同じくらい、プレッシャーや不安を感じていました。だから、冬の「全国高校eスポーツ選手権」よりも練習量を3〜4倍に増やして挑みました。優勝できてとにかくうれしかったです。 

ーー昨年初開催だった「STAGE:0」は今年2回目で、もうひとつの甲子園とも言える大きな大会「全国高校eスポーツ選手権」も年度末に第3回が開かれます。回数を重ねる中で、何か変化を感じましたか。 

大友 5人でプレーするLoLだからこそ、チームの連携がレベルアップしていると感じましたね。とくに今大会ではLoL経験者がコーチに就いた学校も増えていて、知識や戦術面で勉強になることも多くありました。次の大会が少し怖いくらいです(笑)。 

ーー大友さんが所属するN高等学校のチーム「KDG N1」にも、コーチが就いていたと聞きました。 

大友 週1回のコーチングを受けていました。プレー以外にも、仲間への情報伝達の仕方を指摘してもらったり、時には揉めごとの仲介に入ってもらったりと、チーム内のコミュニケーションについて教わりました。