【男子バレー】石川祐希は初のトルコリーグ挑戦に「自分が求める何かがきっとある」 30歳から思い描くキャリアの"第二章" (2ページ目)
【トルコリーグでの目標】
――石川選手は「より厳しい環境」を求めてキャリアを歩んできた印象があります。言葉や食生活も含めて慣れたイタリアから、文化もまったく違うトルコに行くというのは、より自分を厳しい環境に追い込む選択ということでしょうか?
「個人的には、『あえて厳しい環境に飛び込もう』という感覚はあまりないのですが、自然とそういう環境に身を置いているのかもしれません。ペルージャに行く時も、移籍する前のシーズンで優勝しているメンバーがいましたし、スタメンを勝ち取れるかわからないなかでの決断でした。
今回も、何も知らない環境に身を置くことになるので、周りから見れば『また厳しい環境に身を置くんだな』と思っている方もいるでしょう。ただ僕はそうではなくて、『そこに自分が求める何かがきっとある。新しい経験を積みたい』という思いのほうが強いんです」
――トルコだと上位4チームは選手もそろっていますが、そうではないチームとも多く戦うことになります。そのなかで見据えるのはリーグ優勝でしょうか。それとも欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝でしょうか。
「トルコリーグの優勝はもちろんですが、やっぱりCLで優勝したいです。ジラートは直近のCLで3位だったので、チームとしてそれ以上の結果を求めていると思います。ジラートはまだCLで優勝したことがないので、初めてのCL優勝のトロフィーを一緒に掲げたいですね。ペルージャが初めてCLを制した時も試合に出ていましたが、チームへの贈り物というか、チームが求めているものを勝ち取れるようにしたいと思っています」
――リーグ戦で下位チームと対戦する時、今までとは違った難しさがあると思います。セリエAだと下位チーム相手でも、苦しい戦いになる可能性も高かったと思いますが、そうではないチームと対戦する時のモチベーションの維持などはどう考えていますか?
「そこも一種の経験ですね。"絶対に勝てる"という保証はスポーツの世界にないので、しっかり気を張るという練習になると思います。ただ、トルコリーグは昨シーズンよりもレベルが高くなるはずです。一流選手も多くいるので、厳しい戦いが多くなると思います」
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