【男子バレー】髙橋藍が強調したサーブの重要性 ポイント数世界1位で日本の12連勝に貢献 (2ページ目)
【「サーブで難しい状況を打開する」】
続くベルギー戦、髙橋はリリーフサーバーとして3-0の勝利に貢献した。1セット目には、エースで25点目を奪い、胆力を示している。その後もサーブ効果率は20%と高く、それは決して簡単なことではない。
そして"勝負の天才"髙橋の真価が出たのが、先発に戻ったアルゼンチン戦だろう。アルゼンチンは地力のあるチームで、試合のなかで点差を詰めてくる瞬間があった。そのたびに髙橋のスパイク、サーブが輝いている。
1セット目、12-11から髙橋のスパイクを皮切りに、自身のサーブで崩してバックアタックでボールを叩きつけ、ショートサーブでエースを奪い取るなどして、16?11と引き離した。さらに2セット目も、12-12から空中で半身になりながら得点を決めると、自ら連続サービスエースを記録し、15-12とリードを広げたのだ。
――勝負の分かれ目を逃さず、サーブは圧巻でした。
そう話を向けると、髙橋は少し顔を綻ばせて、こう答えた。
「難しい状況を打開できるのがサーブだと思っています。しんどい状況でこそ、エースを取ると、チームがすごくラクになるというか、ほっとする感じはあるので。自分としては、サーブは日本が勝っていくためには重要なポイントのひとつだと思っています。"大事な状況でこそ、サーブでチームを救える"というのを意識してやっていました」
SVリーグのサントリーサンバーズ大阪での2シーズン、髙橋は目に見えてサーブを進化させてきた。
1年目、球筋が読めないショートサーブは相手を確実に崩し、チームのチャンピオンシップ優勝に貢献。2年目はショートサーブにスパイクサーブを織り混ぜ、エースも増えた。そして最近はスパイクサーブの強度が増し、一撃必殺感が醸し出されつつある。体脂肪を落とし、動きにキレが出て、スイングスピードも速くなり、柔も剛も身につけた。
今回のVNLでは、予選ラウンド終了段階でのサーブポイント数は21点で、世界1位だ。
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