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バレーボールリーグの世界最高峰を目指す「SVリーグ」が開幕 大河正明チェアマンが「プロ化」について語った (4ページ目)

  • 坂口功将●文 text by Sakaguchi Kosuke

 今季のリーグ戦を前に、SVリーグ各チームの代表の方々には『どれだけお客様に見に来てもらえるコンテンツになれるか。そこに全力を注いでいきましょう。それが私たちの価値そのものである』と伝えたい。その点において、特に男子に関しては、チーム自体がファンサービスに努めるようになり、試合の演出なども少しずつ魅力的なコンテンツに変わりつつあると言えます」

―― 一方で、女子はいかがでしょうか?

「どうしても、まだ実業団色が抜けていないチームもあるとは感じています。そこは意識から変えていかなければ、と思いますね。とはいえ、今の高校生世代や学生たちにも非常に将来性のある選手がいると聞いていますので、いずれまた女子の日本代表が今まで以上に世界で躍動し、さらにスター性のある選手も出てくると信じています。

 そのためにも今、女子は基盤固めをしたい。地域に根ざして、"選手推し"だけではなく、チーム全体を応援する"箱推し"も含めて、ファンの数を増やしていく努力が大事だと思います。ですから別途、女子プロジェクトを立ち上げたいと考えているところです」

(後編:SVリーグになって具体的に何が変わる? 「石川祐希選手でも『日本でやりたい』と戻ってきてくれる」リーグへ>>)

<プロフィール>
大河正明(おおかわ・まさあき)

1958年5月31日生まれ、京都府出身。銀行員時代にJリーグへ出向した経緯があり、退行後にJリーグへ入社。常務理事を務め、クラブライセンス制度の導入などに携わる。その後、Bリーグのチェアマンや日本バスケットボール協会の専務理事・事務総長などを務めた。2020年からびわこ成蹊スポーツ大学の副学長、学長を務め、2022年9月にVリーグの副会長に就任し、新リーグ構想に着手。今年7月、SVリーグチェアマンに就任した。

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