櫻坂46田村保乃と木村沙織が語り合うロンドン五輪の興奮とその裏側。「あんなに鳥肌が立つ試合はなかなかない」 (2ページ目)

  • 中西美雁●取材・文 text by Nakanishi Mikari
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

バレーにもアイドルにも必要な団結力

ーーでは、田村さんがロンドン五輪で一番印象に残った試合は?

田村 やっぱり3位決定戦。他の試合もそうですけど日本の団結力が印象的です。世界を見てもあれだけ団結しているチームはなかなかないんじゃないかなと見ていて思いました。みなさんがコートの中で祈って手をつないだ際の表情だったり、あの空気感は本当に素敵で。しかもそれが自分の国のチームですごく感動しました。

木村 そうか、団結力ですね。チームスポーツの魅力ですね。

この記事に関連する写真を見るこの記事に関連する写真を見る田村 そうですね。バレーをやってきて、個人スポーツの選手の気持ちがわからないので、逆にひとりで戦っている方も本当にすごいなと感じます。

木村 引退してからいろんな競技も見ますが、私はやっぱりチームスポーツが好きです。バスケットボールとか。団結力であったり、見えない力でみんながひとつになることによってチームが強くなったり、見ていてすごく感動もします。アイドルもそうじゃないですか?

田村 確かにそうですね。櫻坂46もメンバーがたくさんいるので、私の気持ち的にはバレーをしていた時と同じような感覚です。

木村 そうですよね。ひとりがうまく踊っても、みんながきれいにそろわないと。

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