2012.04.25

【女子バレー】新鍋理沙・岩坂名奈、21歳コンビの「全日本に選ばれて」

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari
  • 坂本清●写真 photo by Sakamoto Kiyoshi

新鍋理沙(左) 90年、鹿児島県生まれ。鹿屋中央高、延岡学園高を経て久光製薬スプリングスへ。岩坂名奈 90年、福岡県生まれ。東九州龍谷高を経て久光製薬スプリングスへ新鍋理沙&岩坂名奈インタビュー(前編)

 ロンドン五輪出場をめざし、世界最終予選(5月19日~)に挑む全日本女子バレーチーム。その全日本に選ばれて2年目になる新鍋理沙は、173cmと、バレー選手としては決して大きくないが、高校時代からサーブレシーブのよさは際だっていた。その安定したディフェンスに加え、ジャンプサーブやキレのあるスパイクで、2010~2011シーズンには新人賞を受賞した。

 一方、チームメイトの岩坂名奈は全日本でもトップの高身長である187cmの高さから繰り出すジャンプフローターサーブで、昨年行なわれたワールドカップのサーブ部門で2位を獲得。ブロック部門でも5位と健闘した。

 全日本の仲良しコンビが、それぞれの現在とオリンピックへの思いを語る。

――バレーを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

新鍋「小学校のときに両親が少年団のバレー指導者をやっていて、一緒について行ってやるようになりました。それで、正式に入団したんです」

岩坂「中学校のときに友達に誘われて始めました」

――おふたりが最初に会ったのは中学時代だそうですね。

新鍋「九州の長身者合宿に呼ばれて、その時初めて名奈に会いました。『わ、でかいな!』と思いました(笑)。こういう合宿の時って、仲のいい子同士でグループができるじゃないですか。私のいたグループでも『あの子おっきいよねー』って噂になってました」

岩坂「私の方はそのときバレーを始めたばっかりで、他の人たちはみんなすごい人たちばっかりで……。自分だけひとり別メニューだったんですよ。だから、他の人がどうこうというより、自分のことで精一杯でしたね。だからあんまり他の人と話すということもなかったですし」