錦織圭、全米で2年ぶりの勝利。理想と実際のプレーへのギャップは「1回戦にしてはよかった」 (3ページ目)

  • 神 仁司●文 text by Ko Hitoshi
  • photo by AP/AFLO

 2回戦では、1回戦で第27シードのダビド・ゴファン(30位、ベルギー)をストレートで破ったマッケンジー・マクドナルド(61位、アメリカ)と対戦する。マクドナルドとは、前哨戦のATPワシントンD.C.大会準決勝で対戦し、2時間45分におよぶフルセットの末惜敗している。

「(マクドナルドは)こういうサーフェス(ハードコート)が好きそうな選手なので、少し怖さはありますね。ミスなく、そつなくフラットで両サイドできる。ディフェンスもフラット系が多いので、伸びてくるショットも多い。意外と強敵なのかなと思っています。この前負けていますし、頑張りたいですね」

 果たして錦織は、マクドナルドへのリベンジを成功させることができるのか。錦織の調子を確認するには、うってつけの好試合になるかもしれない。

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