団結力で戦う「日本流スクラム」は2019年W杯で世界に通用するか (5ページ目)

  • 向風見也●文 text by Mukai Fumiya
  • photo by FAR EAST PRESS/AFLO

 浅原は自信に満ちた表情でこう語る。

「自分たちのスクラムを煮詰めて、煮詰めて、ドロドロにしたものを(本番で)ぶつける感じです」

 今後も引き続き、システムの精度アップと個々の肉体強化に時間を割いていくだろう。6月に行なわれた3試合がどう生かされるのかも注目される。日本独自のスクラムシステムが完成すれば、強豪相手にも怯(ひる)まず戦えるはずだ。

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