2015.03.23

【ラグビー】ヒーナン ダニエルが語る「桜のジャージ」への想い

  • 斉藤健仁●文・写真 text & photo by Saito Kenji

3月特集 アスリートの春 ~卒業、そして新天地へ~(4)

 日本ラグビーの最高峰トップリーグを代表する『パナソニックの巨人』が、2016年のリオデジャネイロ五輪から正式種目となった7人制ラグビー(セブンズ)の日本代表として、桜のエンブレムを胸に新たなトライを始めた。

「日本は自分の国ですから、すごく自然に感じています。それに代表としての責任もあります」

 俳優のキアヌ・リーブスに少し顔が似ている元オーストラリア代表のダニエル・ヒーナンは、昨年9月に日本国籍を取得し、『ヒーナン ダニエル』となった。

日本代表の一員となり、「桜のジャージ」を手に入れたヒーナン ダニエル ヒーナンは1981年11月17日、オーストラリア・ブリスベン生まれの現在33歳。実家がジャガイモ農家なため、芋を意味する『スパッド(spud)』という愛称で呼ばれている。6歳から楕円球に親しみ、オーストラリアのU-19、U-21代表に選出され、2002年からはスーパーラグビーのレッズやブランビーズで活躍。196センチ・111キロの体躯を活かしたプレイは代表監督の目にも留まり、オーストラリア代表としても2試合に出場している。

 2007年に三洋電機(現パナソニック)ワイルドナイツへ移籍したヒーナンは、今年で8シーズン目を迎えた。

「スーパーラグビーで6年間プレイして、新しい経験・チャレンジをしようと、日本でプレイすることにしたんだ。最初はこんなに長く、日本にいるとは思いもしなかったけどね(笑)。だけど、とても充実しているし、チームメイトにも恵まれたね」