次の八村塁、河村勇輝を要チェック 未来のバスケ日本代表を担う3人の世代ナンバーワン高校生 (4ページ目)
平良は得点力を落とすことなく、そのうえでチームを勝たせることを求められている。もちろん彼ひとりの力で勝てるほど、ウインターカップは甘くない。開志国際には彼のほかにも強力なチームメイトもいる。それでも......と、富樫コーチは言う。
「やっぱり、ウチは平良なんだ、というところを見せたい」
今回取り上げた3人は、いずれも高校3年生。今のプレーをチェックしておけば、これからのBリーグ、そして将来の日本代表の試合もより楽しめるはずだ。高校生活最後のウインターカップでどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、期待したい。
著者プロフィール
三上 太 (みかみ・ふとし)
1973年生まれ、山口県出身。2004年からバスケットボールを中心に取材・執筆をする187センチの大型スポーツライター。著書に「高校バスケは頭脳が9割」(東邦出版)、共著に「子どもがバスケを始めたら読む本」、「必勝不敗 能代工バスケットボール部の軌跡1960-2021」(いずれもベースボール・マガジン社)があり、構成として「走らんか! 福岡第一高校・男子バスケットボール部の流儀」(竹書房)がある。
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