【NBA】年越しを牢屋で過ごした問題児スプリーウェル

  • 三尾 圭●協力 text by Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿32

 オールスターに4度選ばれるなど、1990年代屈指のシューティングガードと評されたラトレル・スプリーウェル(42歳)。高い運動能力と豊富な運動量を武器にゴールデンステート・ウォリアーズで一時代を築いたが、その一方で、彼は『トラブルメーカー』としても知られていた。

 1997年にはウォリアーズのP.J.カーリシモ監督の首を絞め、82試合の出場停止処分。さらに2006年にも女性の首を絞めたことで、スプリーウェルにはダーティなイメージが定着していった。

 現役引退後、しばらくメディアに登場していなかったが、昨年の大晦日、久々に世間を騒がすこととなる。大音量で音楽を鳴らしたことで、近所の住民から苦情を受けた警官に逮捕されたのだ。その結果、スプリーウェルは牢屋の中で2013年を迎えるという、最悪の年越しとなった。

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