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中団グループに埋もれる角田裕毅、ピリピリしていない王者争い...F1 2025年前半戦を象徴するベストショット15枚【撮影/熱田護&桜井淳雄】 (3ページ目)

  • 川原田 剛●取材・文 text by Kawarada Tsuyoshi

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第5戦サウジアラビアGP「今シーズンは新人が豊作で、2輪王者のミック・ドゥーハンを父に持つジャック・ドゥーハンも鳴り物入りでアルピーヌからデビュー。しかし資金を持ち込んだフランコ・コラピントがレギュラーに昇格し、ジャックはわずか6戦でリザーブに格下げとなりました。これもF1の厳しい現実です」(撮影/熱田護)

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第13戦ベルギーGP「スパ・フランコルシャンの名物コーナー、オールージュに向かっていく角田選手。レッドブルに移籍したものの、中団グループに埋もれて、なかなか順位を上げられないという苦しい展開が続いています。まさに今の角田選手を象徴するカットです」(撮影/桜井淳雄)

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第11戦オーストリアGP「トラックリミット違反(コース外走行)を抑制するためにレッドブルリンクをはじめ、近年のF1サーキットではグラベルトラップが増えています。それでも予選ではドライバーたちは少しでもタイムを削るために限界ギリギシまで攻めていきます」(撮影/熱田護)

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第11戦オーストリアGP「レッドブルリンクでのチームメイト対決を制したランド・ノリスはレース後、2位に終わったオスカー・ピアストリに笑顔で握手を求めました。王座争いを繰り広げるマクラーレンのふたりは驚くぐらいピリピリしていません」(撮影/桜井淳雄)

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第8戦モナコGP「観客席から撮影したモンテカルロ市街地コースの名物カジノ・コーナー。コース脇には大型のクレーン車とともに多数のマーシャルと消防士が待機し、アクシデントに備えています。クレーン車とカジノの建物の奥に見えるのは地中海です」(撮影/熱田護)

終わり

前編から読む

【プロフィール】
熱田 護 あつた・まもる/1963年、三重県鈴鹿市生まれ。2輪の世界GPを転戦したのち、1991年よりフリーカメラマンとしてF1の撮影を開始。F1取材は今年で600戦を超え、日本人最多取材回数を誇る。9月25日に『DRAMATIC CIRCUS F1カレンダー 2026』(デジタルカメラマガジン責任編集/インプレス)を販売予定で現在予約受付中。カレンダーのロゴと流し撮りをイメージしたステッカーとスマートフォン壁紙用画像が付いたAmazon限定版も発売。

桜井淳雄 さくらい・あつお/1968年、三重県津市生まれ。1991年の日本GPよりF1の撮影を開始。これまでに500戦以上を取材し、F1やフェラーリの公式フォトグラファーも務める。『スポルティーバ』や『週刊プレイボーイ』をはじめ、さまざまな媒体に写真を提供している。

著者プロフィール

  • 川原田 剛

    川原田 剛 (かわらだ・つよし)

    1991年からF1専門誌で編集者として働き始め、その後フリーランスのライターとして独立。一般誌やスポーツ専門誌にモータースポーツの記事を執筆。現在は『週刊プレイボーイ』で連載「堂本光一 コンマ1秒の恍惚」を担当。スポーツ総合雑誌『webスポルティーバ』をはじめ、さまざまな媒体でスポーツやエンターテイメントの世界で活躍する人物のインタビュー記事を手がけている。

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