元・幼稚園の先生はレースクイーンになっても人気者「ファンのみなさんは"大きな園児"だと思っています笑」 (2ページ目)

  • 石塚 隆●取材・文 text by Ishizuka Takashi
  • 矢沢隆則●撮影 photo by Yazawa Takanori, 本人提供

── レースクイーンとして一番好きな業務は何ですか?

「やっぱり、ファンの方々がいないと続けられない世界なので、みなさんと話している時間や撮影会がすごく楽しいです。あと、レースクイーンになってからレースが好きになりました!」

── レースのことはレースクイーンになってから勉強したんですか?

「はい。レース雑誌を買って、マシンのことやレーサーのお名前、スポンサーさんのことなど、自分でノートに全部書き出して勉強しました」

── 初めてサーキットに行った時、どんな印象を持ちましたか?

「最初はもう、驚きばかりでした。想像していた10倍ぐらいの速さでマシンは走っているし、エンジンの音もすごいですし。その臨場感も含めて、とにかくビックリしました。

 サーキットではチームが一丸となって、緊張感のある何とも言えない空気がありました。チームワークを大切にして活動しているので、もっともっと応援したいと思います」

── レースクイーン1年目だと、認知してもらうまで時間がかかったんじゃないですか。

「そうですね。『SARDイメージガール』や『D'stationフレッシュエンジェルズ』は人気ユニットなので、たとえば撮影会でメンバーと一緒に活動していると、先輩方の前には行列ができているのに、私のところには1〜2人しかいなくて、それは最初ちょっとつらかったですね。

 ファンの人数はわかりやすく目に見えるものなので、『私のところに誰も来なかったらどうしよう......』と毎日不安に思っていました。ただ、それを先輩方に相談すると『最初は誰もが通る道だよ』って言ってくれて、心が救われました」

── しかし今では、レースクイーンの新人部門グランプリ。まわりの反応もかなり変わってきたんじゃないでしょうか。

「はい、変わりました! この前レースに行った時もファンの方々からたくさん『おめでとう!』と言ってもらえて、とってもうれしかったです」

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