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【競馬予想】スピード決着必至のセントウルSで狙える穴馬2頭 人気急落の実績馬が高配当を演出か (3ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu

 吉田記者が推奨するもう1頭は、モズメイメイ(牝5歳)。同馬も、昨年のレースで7番人気ながら3着と好走し、好配当をもたらしている。

「テイエムスパーダと同じく、この馬も前走でアイビスサマーダッシュ(6着)に出走。テンに速い競馬を経験しての参戦で、高速馬場が予想される舞台にあっては軽視できない存在です。

 前走では、有利とされる8枠18番発走でしたが、早めに中に出して前に壁がない状態となり、中途半端に踏んでいったことで、一瞬のいい脚を引き出すことができませんでした。それはおそらく、一度も結果を出せていない斤量(56kg)を背負っていた影響もあったかもしれません。

 しかし今回は、昨年勝利したアイビスサマーダッシュ、3着と善戦したセントウルSのときと同じ斤量の55kg。その点は、かなりの強調材料と言えます。あとは、一瞬の脚を生かせるようなレースができれば、昨年と同様に上位争いを演じても不思議ではありません」

 2016年から2022年まで7年連続で1番人気が勝利を飾っていたセントウルS。だが、一昨年、昨年は1番人気が馬群に沈んで波乱傾向になりつつある。ここに挙げた2頭の一発にかけてみるのも悪くない。

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