【競馬予想】皐月賞はクロワデュノールの相手探し 好配当見込める「ヒモ」2頭で勝負 (2ページ目)
そこで、坂本記者はクロワデュノールが勝っても、オイシイ配当が期待できそうな穴馬候補2頭をピックアップした。1頭目は、カラマティアノス(牡3歳)だ。
皐月賞での大駆けが期待されるカラマティアノス photo by Eiichi Yamane/AFLOこの記事に関連する写真を見る「前走の共同通信杯でも2着と好走していますが、この馬は中山コースでさらにパフォーマンスを上げてくると見ています。デビュー2戦目の未勝利戦(9月16日)で中山・芝1800mを走っていますが、前が止まらない馬場、展開にあって、中団後方から追い上げてハナ差、クビ差の3着。ゴール前では差しきる勢いでしたから、内容は悪くありませんでした。
そこから、心身ともに成長。"ここぞ"というところで、鋭い決め手を繰り出せるのは、今回のメンバーであっても大きな武器になると思います。
また、手綱を取る戸崎圭太騎手が、この中間の調整過程から手応えをつかんでいることは見逃せません。共同通信杯の前には追い切りで左にもたれる面がありましたが、今回の1週前追い切りでは『(もたれる面が)まったくなくて、すごくいい感じで追い切りができた』と戸崎騎手。続けて、『具合がいい雰囲気を感じました。追い切りがスムーズだったので、右回りのほうかいいのかも』と好感触を口にしていました。
同馬を管理する奥村武調教師も、『迫力のある動きができていたので、よかったと思う』と納得の様子。前走を使っての上積みも十分にありそうです。
前走の取材時と比べて、陣営のトーンの違いは明らかでした。中山替わりで一段階上の走りを見せてもおかしくないと思っています」
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