宝塚記念、美女馬券師は「好きな馬」で勝負! 目をつけていた伏兵の台頭にも期待 (2ページ目)
とはいえ、ふだんとは違う場所での調整なので、ストレスなど感じていないかな? と思ったのですが、担当の調教助手さんに伺ったところ、栗東でもとてもリラックスしているようで、その心配は杞憂に終わりました。
阪神競馬場でのレースは初めてになりますが、今までどんな"初めて"もこなしてきた馬です。開催が進んでいることと梅雨時期で、見た目よりも重たくなっている馬場も、昨年の有馬記念で結果を残していることから、とくに気にしなくてもいいでしょう。
各馬からのマークは厳しくなるとは思いますが、そこは鞍上のクリストフ・ルメール騎手にお任せします。
対抗はドゥラエレーデ。実は、阪神・芝2200mの過去3年分の種牡馬別成績では、ドゥラメンテが勝率トップ。今回、唯一出走するドゥラメンテ産駒がドゥラエレーデなんです。
前走のGI日本ダービー(5月28日/東京・芝2400m)は、発馬直後に大きく躓いて騎手が落馬。そのまま騎手を乗せずに、コースを一周グルッと回ってきましたが、陣営のコメントを読む限りではその時のダメージはあまりなさそうですし、状態は前走以上かも!?
今回は大外枠発走。ゲートにいる時間は最も短いですから、無事にスタートをきってくれたら、いい勝負をしてくれそうな予感がします。
2012年のマウントシャスタ以来となる、11年ぶりの3歳馬の参戦。強豪古馬を相手にどこまでやれるかですが、軽量を生かして頑張ってもらいたいです。この馬の新馬戦の追い切りが衝撃的で、それからずっと追いかけているので。
今回の宝塚記念への挑戦を応援したい気持ちも含めて、対抗まで評価を上げました。
▲はジャスティンパレス。今年に入ってGII阪神大賞典(3月19日/阪神・芝3000m)、GI天皇賞・春(4月30日/京都・芝3200m)と長距離の重賞で2連勝! 古馬になってからの充実ぶりが伺えます。
阪神・芝2200mの舞台は初めてになりますが、2200mの距離はGII神戸新聞杯(9月25日/中京)で勝っていますし、阪神競馬場は3戦して2勝、3着1回とすべて馬券に絡んでいます。
今回出走するメンバーには、有馬記念やGI菊花賞(10月23日/阪神・芝3000m)で先着を許した馬もいますが、ひと回り成長した今なら! そしてこの舞台なら!! 順番が入れ替わる可能性は大いにあるかなと思います。
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