フェブラリーSは「4、5歳馬が強い」という美女馬券師の自信の買い目 (2ページ目)

  • text by Morinaga Maaya

 年齢を重ねるごとに勝ち星を積み重ね、ダービージョッキーに3度輝いても、ずっとキラキラした目で、若手にも負けないくらいのエネルギーで邁進している福永騎手。そんな福永騎手だからこそ、次のステージへの挑戦も楽しみで仕方ありません!

 ケガを乗り越え、挫折を乗り越え、人知れず努力を重ねてきた福永騎手には、騎手として最高のフィナーレを迎えてほしいなと思います。

 さて、福永騎手が昨年、カフェファラオで制したGIフェブラリーS(東京・ダート1600m)。あれから一年が経過し、今年もダート界の頂点を決める戦いから、この一年のGⅠがスタートします。

 本命はレモンポップ。2歳の11月にデビューすると、そこから10戦7勝、2着3回とパーフェクト連対! しかもそのうち6レースで、メンバー最速の末脚を繰り出しています。

 直線が長くて広い東京コースは合いますし、実際に全7勝は東京コースでのもの。ただ、東京コースで唯一2着だったのが、1600m戦のGIII武蔵野S(11月12日)。今回も、距離は課題になるのかなと思います。

 とはいえ、2着といえども差のない決着でしたし、そこまで不安に思う必要もないのかなと。初めてのGI挑戦となりますが、出走予定の16頭中6頭は前走のGIII根岸S(1月29日/東京・ダート1400m)で下しており、このメンバーでも十分通用すると思います。期待しています!

 対抗はドライスタウト。フェブラリーSは過去10年で、4歳馬と5歳馬がそれぞれ4勝ずつ挙げています。なので、4、5歳馬はすべて馬券に絡めます(ちなみに、今回5歳馬はレモンポップのみです)。

 その4歳馬のなかで、特に気になるのがドライスタウト。年明け初戦のオープン特別・すばるS(1月7日/中京・ダート1400m)では、58㎏の斤量を背負ってクビ差の2着。道中は初めて揉まれる形になるなど厳しいレースとなりましたが、同馬にとっては次につながるいい経験になったと思います。

 東京競馬場では2戦2勝と好結果を残していますし、根岸S組よりもゆとりのあるローテーションで挑んでいるのも好印象。また、人気を分け合うレモンポップの主戦・戸崎圭太騎手がこちらに乗るというのも気になります。

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