厩舎スタッフが「センスの塊」というドルチェモア。２歳王者はこの春、さらなる飛躍を遂げるのか (2ページ目)
３戦３勝という文句なしの成績でＧＩ馬となり、２歳王者にも輝いたドルチェモア。管理するスタッフは、この馬をどう評価しているのだろうか。関西競馬専門紙のトラックマンが話を聞いてきた。
「スタッフからはひと言、『ドルチェモアはセンスの塊』と絶賛していました。『とにかく操縦性が高く、レースに行っても調教のように自由自在に乗れる』とのことです。
加えて、きついトレーニングをこなしてもカイ食いが落ちないそうで、『調教量を増やしたり、負荷を上げたりして鍛えることができている』とも。ドルチェモアの強さの秘密は、そんなところに隠されているのでしょう」
今後についても、スタッフからは力強いコメントが聞かれたという。トラックマンが続ける。
「スタッフによれば、『レースにいけば、落ちついた走りができるし、不安もない』そうで、『距離延長もこなせると思う』という。今後のローテーションは『様子を見ながら決めていく』みたいですが、楽しみな春になるのではないでしょうか」
抜群のレースセンスを武器にして、世代のトップに躍り出たドルチェモア。今春の大舞台でどんな走りを見せるのか、注目である。
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