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横山ルリカがチャンピオンズCの1強ムードに待った!「気になるデータがあって...」 (2ページ目)

  • 土屋真光●取材・文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

過去の優勝はGⅠの勝ち馬ばかり

 その他に軸候補を考えている馬は、ノットゥルノ(牡3歳)とグロリアムンディ(牡4歳)です。

 中京開催になってから8年の歴代の勝ち馬を見ると、このレースの前にGⅠを勝っている馬ばかり。それくらいのレベルの馬じゃないと、勝つことができないというデータがあります。今回で言うと、テーオーケインズ、サンライズノヴァ(牡8歳)、ノットゥルノの3頭しかいません。

 データだけで言うと、勝ち馬はこの3頭のなかから出ることになるのですが、高齢の馬も勝てていないので、さらに絞り込まれます。

 ノットゥルノの前走のGⅡ日本テレビ盃は7着と負けていますが、主戦でずっと乗っていた武豊騎手がGⅠ凱旋門賞でフランスに行っていたために乗り替わりだったことと、夏に放牧に出して戻ってきてから体重が減っていて本調子ではなかったという話もありました。

 なので前走はたたき台だと度外視していいのではないでしょうか。前走からの上積み、主戦の武騎手に手が戻り、条件は好転します。

 何より音無秀孝厩舎はクリソベリルで2019年にチャンピオンズCを勝っているので、その再現もあるのかなと思っています。左回りでは結果が出ていませんが、武騎手は左回りを気にしていないようなコメントも出されていました。

 天気予報を見たら日曜日はちょっと雨が降るかもしれないので、湿った馬場も合っているのかなと考えています。

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