デビュー目前。「ディープインパクトのラストクロップのなかでは一番」と評されるオープンファイア (2ページ目)
「各媒体のトラックマンの間では、『現2歳のディープ産駒では、オープンファイアが一番ではないか』という評判です。当然、厩舎スタッフも同馬の資質に惚れ込んでいて、『柔らかみのある走りをしていて、脚さばきなどはいい雰囲気ですね』と、同馬について語る際は声のトーンが上がっています」
馬体や気性面についてはどうか。先述のトラックマンによれば、スタッフはこう語っているという。
「オープンファイアの馬体については、『大きくてガッチリしている』とのこと。この辺りは、『母のアメリカ血統が出ているかもしれない』と話していました。
性格については『おとなしくて真面目に走る』とスタッフ。距離についてはこれから見極めていくとのことですが、ディープ産駒ですし、やはり中距離路線を意識しているのではないでしょうか」
デビュー戦は、9月11日の2歳新馬(中京・芝2000m)を予定。鞍上はクリストフ・ルメール騎手が務める。
競走馬としても、種牡馬としても、華々しい活躍を見せてきたディープインパクト。そのラストクロップの1頭、オープンファイアがどんな走りを見せるのか、楽しみでならない。
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