井上尚弥の世界戦で注目を浴びた雪平莉左が宝塚記念を予想。ノリに乗っている彼女が選んだ本命は? (3ページ目)

  • 浅田真樹●取材・構成 text by Asada Masaki
  • 立松尚積●撮影 photo by Tatematu Naozumi

3強以外での注目馬

"3強"に続く一番手の注目馬(☆)として挙げたいのは、デアリングタクトです。前走のヴィクトリアマイルは長期休養明け。それにもかかわらず、最後まで3着はありそうな走りを見せていました。

 あの走りは絶対に次につながるはず、と考え、今回は3強に次ぐ印を打ちました。牝馬三冠馬の本領を発揮すれば、3着以内にくる可能性は十分あると思っています。

 そして△には、過去の宝塚記念で好成績を残している4、5歳馬のなかから、ポタジェ、オーソリティ、アリーヴォの3頭と7歳馬のステイフーリッシュを選びました。

 ポタジェは、前走で大阪杯を勝っていますから、単純に調子がよさそう。それでいて今回はあまり人気にならないのであれば、狙ってみたい一頭です。

 オーソリティは、海外遠征帰り(前走ドバイシーマクラシック)という不安がありますが、やっぱり鞍上がクリストフ・ルメール騎手ですから、絶対に外せません。

 アリーヴォは、タイトルホルダーと同じドゥラメンテ産駒。タイトルホルダーを◎にしている私としては、気になるところです。2連勝で挑んだ前走の大阪杯も3着にきていますから、ここでも期待しています。

 ステイフーリッシュは、ステイゴールド産駒で血統面は問題ないですし、2走前と前走も勝っているので、穴馬として考えています。

 私が印を打った馬は、以上の8頭です。

 買い目についてはレース当日に決める予定ですが、現状では本命のタイトルホルダーを軸に、ワイドと馬連で印をつけた7頭に流すイメージです。上位人気馬が中心ですが、△の3頭が馬券に絡んでくれば、好配当も期待できるかなと思っています。

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