2021.07.25

アイビスSDの激走馬は外枠にいる。穴党記者が推す2頭で好配当をつかめ

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 真夏の名物重賞、GIIIアイビスサマーダッシュ(新潟・芝1000m)。JRA唯一の直線・芝1000mの重賞ゆえ、毎年コース巧者が集まって混戦となりやすいが、過去10年の結果を振り返ってみると、1番人気が7勝、2着2回。非常に安定した成績を残していて、夏の重賞には珍しく大荒れになることが少ないレースと言える。

 そうなると、穴党の出番はなさそうに見えるが、馬券圏内(3着以内)には7番人気以下の伏兵がしばしば突っ込んできており、3連単では好配当が頻繁に生まれている。しかも、今年は半数以上が格上挑戦。これまでと違って、波乱ムードが充満している。

 さらに、日刊スポーツの太田尚樹記者によれば、「今年に限れば、1番人気は絶対ではない」という。

「今年のアイビスSDは、例年以上の大混戦。『絶対王者』だったライオンボス(牡6歳)が前哨戦のオープン特別、韋駄天S(5月23日/新潟・芝1000m)でまさかの9着に敗れ、混戦状態にますます拍車がかかっています。

 モントライゼ(牡3歳)やオールアットワンス(牝3歳)といった人気を集めそうな3歳勢も直線競馬は未経験。加えて、3歳勢については2006年のサチノスイーティーを最後に勝っていない、というデータもあります。

 1番人気が8年連続で連対中ですが、今年はそこまで信頼度は高くなく、波乱が起こってもおかしくありません」

アイビスSDでの一発が見込まれるロードエースアイビスSDでの一発が見込まれるロードエース この記事に関連する写真を見る  そこで、太田記者は穴候補としてロードエース(牡6歳)の名前を挙げた。

「前走の韋駄天Sは前崩れの展開のなか、好位から3着に踏みとどまりました。ゴール前は内へ持ち出して、外ラチ沿いを行った2頭には及びませんでしたが、初の直線競馬だったことを思えば、上々の内容だったと思います。