中京記念のサイン馬券。MLBのオールスター、話題の『ウマ娘』にヒントあり
ここは東京都内にある、とあるWINS近くのビルの一室。『令和サイン馬券研究会』の面々(といっても、所長と研究員の2人だけ)は、今週も当たり馬券のヒント探しに没頭していた......。
研究員「今週は北海道で競走馬のセリ市『セレクトセール』が開催されましたね」
所長「コロナ禍にも関わらず、凄まじい売上額だったらしいの。ワシらにはまったく縁のない話じゃが......」
研究員「なかでも、ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』が好調なサイバーエージェントの藤田晋社長が"爆買い"して、話題になっていました」
所長「現状『ウマ娘』のキャラクターには、社台やノーザンファーム系クラブ法人の競走馬がモデルとなって登場しておらんからの。でも今回、藤田社長が購買した馬の大半がその系列。あれだけお金を使えば、使用許可を出さざるを得なくなるんちゃうか。
しかし、競走馬の購入にあれほどの資金を投入するなら、ガチャ(ソーシャルゲームにおけるグッズやキャラクーを得るための、課金購入システムのひとつ)の値段も下げてくれんかの......」
研究員「所長もやっているんですか、『ウマ娘』?」
所長「ん? ま、孫がな。それはいいとして、『ウマ娘』というのはひとつのヒントになるかもしれん。中京記念の馬券の"サイン"は、そこから探してみるのも悪くないんじゃないか。
さっきも言ったが、『ウマ娘』に登場する馬はまだまだ限られておる。中京記念の出走馬で言えば、『ウマ娘』のキャラクターになっているのは、アメリカズカップ(牡7歳)の父マンハッタンカフェぐらいじゃないか。同馬はミスニューヨーク(牝4歳)の母父でもあるな。
そんなふうに、母父まで広げても、アバルラータ(牝7歳)の母父エルコンドルパサー、ディアンドル(牝5歳)の母父スペシャルウィークぐらい。あと、メイケイダイハード(牡6歳)の母の母父が、今週から育成ウマ娘に実装されたフジキセキがおるな」
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