2021.07.10

条件が一変したプロキオンSは直感冴える穴党記者推奨の激アツ4頭におまかせ

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 夏のダート重賞、GIIIプロキオンS(小倉・ダート1700m)が7月11日に行なわれる。

 過去、施行日程も何度か変更になりながらも、主に阪神、もしくは中京のダート1400mで行なわれてきた同レース。それが今年は京都競馬場の改修工事によって、小倉競馬場で、それもダート1700m戦で行なわれることになった。

 小倉でダート重賞が行なわれるのは、1999年12月の東海ウインターS(小倉・ダート2400m)以来。加えて、これまでの傾向やデータなどがほぼ参考にならないとなれば、波乱ムードは高まるばかり。ということは、オイシイ配当が狙える一戦と言えるが、はたして......。

 スポーツ報知の坂本達洋記者は今年のプロキオンSについて、こんな見解を示す。

「舞台となる小倉のダート1700mは平坦な小回りコースらしく、特に逃げ、先行馬が有利な傾向にあります。そうすると、現在2連勝中のサンライズホープ(牡4歳)をはじめ、逃げ、先行勢に食指が動くところですが、決め手と実績上位のウェスタールンド(せん9歳)が3コーナーすぎからまくり気味に動いていけば、すべての馬を捕らえる可能性も......。

 つまり、ウェスタールンドの仕掛けどころひとつで、大きく流れは変わりそう。正直、展開は読みづらいです。そうした状況を鑑みれば、崩れることが少ない、器用さのある馬を狙ってみたいです」

 そうして、坂本記者はワイドファラオ(牡5歳)を穴馬候補に推奨する。

「昨年5月の地方交流重賞、GIかしわ記念(船橋・ダート1600m)で勝って以来、白星からは遠ざかっていますが、その間、一線級相手に奮闘。そこで積んできた経験は伊達ではありません。

 それに、前走の地方交流重賞、GIIさきたま杯(6月3日/浦和・ダート1400m)では3着と復調気配を見せており、この中間はブリンカー着用で気持ちが乗ってきている印象があります。持ち雨の先行力は健在で、立ち回りひとつで上位争いはもちろん、このメンバーなら勝ってもおかしくないと思います」