2021.06.24

宝塚記念は第一に牝馬狙い。GIでは「力不足」とされる伏兵馬にもご用心

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 上半期の総決算となる「夏のグランプリ」GI宝塚記念(阪神・芝2200m)が6月27日に行なわれる。

 選び抜かれた精鋭がそろうレースとはいえ、過去10年の結果を振り返ってみると、3連単では10万円を超える配当が4度もあって、しばしば波乱が起こっている。2015年、2018年には、50万円前後の高配当が飛び出しており、穴党にとっても魅力的な一戦と言える。

 ならば、今年も穴狙いに徹してみるのも悪くない。そこで、過去10年の結果を参考にして、今回のレースで激走を果たしそうな伏兵馬を探し出してみたい。

 まず注目すべきは、牝馬である。数ある牡牝混合GIの中でも、とりわけ牝馬の活躍が目立っているからだ。実際、人気の有無にかかわらず、馬券圏内(3着以内)に多くの馬が絡んでおり、先に触れた2015年には、10番人気のデニムアンドルビー、11番人気のショウナンパンドラが2、3着に突っ込んできて、高額配当をもたらした。

 となると、牝馬に食指が動く。今年は牝馬が上位人気を独占しそうな状況にあって、なおさら無視することはできない。

 ただし、牝馬ならどんな馬でもいい、というわけではない。過去、馬券に絡んだ牝馬はすべて、GIでの連対実績があった。今年は5頭の牝馬が出走予定だが、その条件をクリアしているのは、カレンブーケドール(牝5歳)、クロノジェネシス(牝5歳)、レイパパレ(牝4歳)の3頭となる。

宝塚記念で初のGI制覇を狙うカレンブーケドール宝塚記念で初のGI制覇を狙うカレンブーケドール この記事に関連する写真を見る  いずれも勝ち負けが見込まれる面々だが、クロノジェネシスとレイパパレは人気面でも図抜けた存在。であれば、ここでは馬券的な妙味があるカレンブーケドールを推したい。