2021.06.20

宝塚記念で堤礼実アナが応援したい馬は?「一戦ごとにどんどん力をつけている」

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

堤 礼実連載:『華麗なるウマ話』第18回

スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、堤礼実アナウンサーの連載『華麗なるウマ話』。昨年に続いて今年も3歳クラシックでは"無敗記録"が話題を集めたが、今回は堤アナの人生においてもそういった経験があったのか、話を聞いた――。

 突然ですが、みなさんは自らの"無敗記録が止まってしまった!"――そんな経験をしたことがありますか?

 自分はどうだったのか、思いを巡らせてみると......完全に無敗だったかどうか記憶は定かではありませんが、それに近い経験を小学校3、4年生の頃にしたことがあります。

 当時、私は『100マス計算』が得意でした。

『100マス計算』というのは、碁盤の目のような表の一番上の行と一番左の列に10個ずつ数字が書かれていて、用紙ごとに指定された「+」や「×」の指示に沿って、それぞれの数字の行と列が交差するマスに、ふたつの数字を足したり、掛けたりして、10×10の"100マス"すべてに答えを書き込んでいくものです。

 私のクラスでは、算数の授業の時にその『100マス計算』を最初に実施。クラスのみんなで一斉にスタートし、終わった人から順に手を挙げていって、計算の速さと正確さを競っていました。私はたいてい一番早くに終えて、計算ミスもほとんどなし。よくクラスで1番をとって、"無敗"と言って過言ではないくらいでした。

 ところがある日、確か転校生だったと記憶していますが、ある男の子に1番の座を奪われてしまったのです。

 以来、私はその子に勝つことだけを目標にして『100マス計算』をやっていました。本人にも直接、「あなたに負けたくない!」と言っていましたし、当時の私にとって、この"無敗記録が止まってしまった"ことはそれぐらい悔しかったのだと思います。