2021.04.16

皐月賞は荒れ馬場適性を重視。穴党記者は低評価の実力馬4頭をゲキ推し

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 3歳牡馬クラシック第1弾のGI皐月賞(中山・芝2000m)が4月18日に行なわれる。

 昨年は、1番人気コントレイルがここから無敗の三冠ロードを歩んでいったが、今年は一転、混戦ムードとなっている。その点について、スポーツ報知の坂本達洋記者はこう語る。

「2歳王者のダノンザキッド(牡3歳)が前走のGII弥生賞(3月7日/中山・芝2000m)で初黒星を喫したことで、一気に"戦国・皐月賞"といった様相を呈してきました。

 また、先週の桜花賞もそうでしたが、戦前は2歳GIからの"直行組"と、その後の新興勢力との力関係が判断しづらい状況にありました。その分、例年に比べて"激戦"と言われました。それは、皐月賞でも同じです」

 ここ最近の3歳クラシック初戦においては、出走馬のローテーションが多様化しており、牝馬、牡馬ともに各馬の実力比較が難しい状況にある。それが、混戦模様に一段と拍車をかける一因にもなっている。そうしたなか、今回の皐月賞でカギを握るのは「馬場状態」だと坂本記者は言う。

「先週の日曜日も中山の芝のレースは、内ラチから何頭分も空けて直線を走る馬が多く見られ、馬場がだいぶ荒れてきているのは間違いないですからね。力を要する馬場に向く馬に、伏兵の資格があると思います」

皐月賞での大駆けが期待されるアサマノイタズラ皐月賞での大駆けが期待されるアサマノイタズラ  そこで、坂本記者が伏兵の一番手として推すのは、前走のGIIスプリングS(3月21日/中山・芝1800m)で僅差の2着と奮闘したアサマノイタズラ(牡3歳)だ。

「デビューが昨年12月と遅かったこともあって、3歳馬5大特別登録をしていなかったため、皐月賞には追加登録料200万円を払っての出走。軽視は禁物です。