2021.03.14

北村友一騎手が皐月賞での奮闘に太鼓判。ラーゴムは「パワータイプ」

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • photo by Sankei Visual

2021年クラシック候補たち
第11回:ラーゴム

 京都競馬場の改修工事により、中京競馬場で行なわれた今年のGIIIきさらぎ賞(2月7日/中京・芝2000m)。同レースを制して、堂々とクラシックに向かう有力馬がいる。

 栗東トレセンの斉藤崇史厩舎に所属するラーゴム(牡3歳/父オルフェーヴル)である。

きさらぎ賞を制して皐月賞に向かうラーゴム 同馬は昨夏の2歳新馬(7月19日/阪神・芝2000m)でデビュー勝ちを決めると、2戦目にはリステッド競走のアイビーS(10月24日/東京・芝1800m)に参戦した。

 レースでは8頭立ての中団を追走し、直線ではライバルたちとの叩き合いを演じた。最後は馬群の間を縫って抜け出してきたオーソクレースと激しく競り合ったものの、クビ差の2着に敗れた。

 続く3戦目は、GIII京都2歳S(11月28日/阪神・芝2000m)に出走。10頭立てのレースで再び中団につけて、3コーナーすぎから徐々に進出していった。そして直線、外から力強く伸びていったが、さらに外から強襲してきたワンダフルタウンに屈して、またも2着に終わった。

 待望の2勝目を挙げたのが、年明け初戦に臨んだきさらぎ賞。道中はややかかり気味だったが、好位から直線で抜け出すと、外から追い込んできたヨーホーレイクをクビ差でしのいで重賞制覇を果たした。

 この勝利によって、春の大一番へ向けて十分な賞金を確保したラーゴム。次戦は、いよいよクラシック第1弾となるGI皐月賞(4月18日/中山・芝2000m)に挑む。