2021.01.03

4連勝で2歳女王となったソダシ。白毛馬初のクラシック制覇はなるか

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • photo by Kyodo News

2021年クラシック候補たち
第1回:ソダシ

 2021年の3歳牝馬クラシックへの争いは、1頭の白毛馬が"主役"となっている。栗東トレセンの須貝尚介厩舎に所属するソダシ(牝3歳/父クロフネ)である。

白毛馬として初のGI制覇を飾ったソダシ 彼女は数多くの白毛馬を世に送り出してきたシラユキヒメの一族。近親には、地方交流重賞を3勝したユキチャンや、GIIIレパードS(新潟・ダート1800m)を制したハヤヤッコがいる。

 これら活躍馬がそうであるように、この一族はダートでの奮闘が目立っているが、ソダシは芝の舞台でデビュー。ここまで、輝かしい結果を積み重ねている。

 7月の初陣を快勝したあと、GIII札幌2歳S(9月5日/札幌・芝1800m)に挑戦し、いきなり重賞制覇を飾った。先行策から4コーナーで先頭に立つと、直線ではライバルたちの追撃を振り切ってレコード勝ちを収めた。

 3戦目は、GIIIアルテミスS(10月31日/東京・芝1600m)に出走。好スタートから2番手につけて、直線早めに先頭に立った。そして、その力強い走りは長い直線でも鈍ることなく、そのまま先頭でゴール板を通過。重賞2連勝を決めた。

 続くレースは、「2歳女王決定戦」となるGI阪神ジュベナイルフィリーズ(12月13日/阪神・芝1600m)。まずまずのスタートから好位を追走し、直線を迎えると、馬群を割って先頭争いに加わった。