2020.10.24

菊花賞は大本命のヒモ穴狙いか、
逆転狙い。穴党記者が命運を託す4頭

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 木村記者ももう1頭、気になる馬がいるという。

ヴェルトライゼンデです。半兄が昨年の勝ち馬ワールドプレミア。しかも馬のフォルムは、父がディープインパクトからドリームジャーニーに代わって、ヴェルトライゼンデのほうがずっといいと思います。ワールドプレミアよりも切れるタイプではなく、長くいい脚を使えるタイプですから、距離が伸びるのは、なおさらプラスに働くでしょう」

 コントレイルとは過去に4度対戦し、いずれも敗れているが、「今回、逆転の条件がそろった」と木村記者は言う。

「(ペースを作る)バビットがいるおかげで、この馬にとっては競馬がしやすくなります。そこで、バビットが潰れるような展開になれば、それはかなり流れが速くなっていると予想できます。そんな展開は、コントレイルにとっても厳しい状況。でも逆に、長くいい脚を後ろから使うヴェルトライゼンデにとってはおあつらえ向き。

 とにかく、コントレイルにとっては、やりづらい展開になることは間違いなく、前方のバビット、後方のヴェルトライゼンデ、どちらかがコントレイルを負かしてくれるんじゃないかと思っています」

 注目の菊花賞。我々は歴史的な偉業を目にすることになるのか、それとも、驚愕の結果に衝撃を受けるのか。見逃がせない一戦のゲートがまもなく開く。