2020.10.24

菊花賞は大本命のヒモ穴狙いか、
逆転狙い。穴党記者が命運を託す4頭

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 3歳牡馬クラシック最後の一冠となるGI菊花賞(京都・芝3000m)が10月25日に行なわれる。主役を張るのはもちろん、史上初の無敗の父子三冠がかかるコントレイル(牡3歳)だ。

 先週の秋華賞では、デアリングタクトが史上初めて無敗の牝馬三冠を達成した。その快挙に続くのか、多くのファンが注目している。

 無論、断然の1番人気になるだろうが、菊花賞における1番人気の成績はどうか。過去10年の結果を見てみると、5勝、2着1回、3着2回、着外2回。比較的安定しており、コントレイルも大きく崩れることは考えにくい。

 まして、コントレイルはここまで無敗。基礎能力の違いで押し切ってしまう可能性はかなり高そうだ。そうなると、穴党の出番はなさそうな気がするが、日刊スポーツの太田尚樹記者は「確かにコントレイルは断然の存在ですが、穴党も諦めてはいけないと思います」と話す。

 その理由について、こう語る。

「"1強"の時は、ヒモ荒れが多いですから。秋華賞でも、2着に10番人気のマジックキャッスル、3着に9番人気のソフトフルートが入って、馬連や3連単は好配当となりました。今年の牡馬クラシックを振り返っても、GI皐月賞(4月19日/中山・芝2000m)では8番人気のガロアクリーク(牡3歳)が、GI日本ダービー(5月31日/東京・芝2400m)では10番人気のヴェルトライゼンデ(牡3歳)が、3着に突っ込んできています。

 父ディープインパクトが三冠を達成した時も、2着に来たのは6番人気のアドマイヤジャパン。3000mの長丁場ですし、何が起こるかわかりません。ヒモ穴を見極めることができれば、コントレイル絡みでもオイシイ配当をゲットできるかもしれませんよ」

 そこで、太田記者は"ヒモ荒れ"を期待して、コントレイルと同じオーナーの馬に狙いを定める。