中京で行なわれるセントウルS。
同舞台を得意とする古豪の一発がある (3ページ目)
セントウルSでの大駆けが期待されるセイウンコウセイ 世代間の争いにも関心が寄せられるセントウルSですが、「ヒモ穴馬」には中京開催が有利に働きそうな、短距離界の古豪を取り上げたいと思います。2017年の高松宮記念の勝ち馬で、昨年の高松宮記念でも2着と好走したセイウンコウセイ(牡7歳)です。
「セントウルSが中京で行なわれると知って、秋の始動戦はそこから、と決めていた」という厩舎からの声も聞こえてきました。このコースなら、大駆けがあっても不思議ではありません。
高松宮記念では、初参戦の2017年に勝利。以降、6着、2着、7着という結果となっていますが、すべて勝ち馬からコンマ5秒以内と大きく負けていません。他の条件のスプリント戦に比べて、明らかに安定しています。
同じ中京の芝1200m戦となるGIII CBC賞でも、昨年のレースで3着と奮闘。関東馬ですが、中京が一番得意な舞台と見て間違いないでしょう。
さらに、安定して前に付けられ、最後まで止まらずにしぶとく伸びる、立ち回りのうまさも魅力のひとつ。そして、馬場が渋っても苦にしない分、安定した成績を残すことができています。前走の安田記念(12着)は距離が長すぎましたが、1200m戦であれば、よほど時計が速くなったり、外差しの展開になったりしなければ、堅実に走ってくれると思います。
ダノンスマッシュやビアンフェら、本気でGI制覇を狙う面々は手強い相手となりますが、条件の合っている今回、古豪セイウンコウセイの一角崩しに期待が膨らみます。
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