横山ルリカの宝塚記念の本命は自分との縁だらけ。「運命感じました」

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 田中亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーで、競馬番組で活躍する横山ルリカさんに、中央競馬前半シーズンの総決算であるGⅠ宝塚記念(6月28日/阪神・芝2200m)について展望を聞いた。
競馬番組などで活躍している横山ルリカさん競馬番組などで活躍している横山ルリカさん
 今年の宝塚記念は、まずラッキーライラック(牝5歳)とクロノジェネシス(牝4歳)の牝馬2頭に注目しています。今年の春のGⅠはとにかく牝馬が大活躍なので、この勢いは見逃せないと思います。

 しかも、この2頭は宝塚記念と同じ阪神競馬場の内回りで行なわれたGⅠ大阪杯(4月5日/阪神・芝2000m)で、1、2着。中心視せざるを得ないと思います。

 特に、大阪杯を制したラッキーライラックにはGⅠ2連勝の期待がかかります。昨年の宝塚記念で優勝したリスグラシューや、2016年のマリアライトのように、前年のGⅠエリザベス女王杯(京都・芝2200m)の勝ち馬は、人気と関係なく、宝塚記念でもいい成績を残すことがありました。京都と阪神で適性は違うはずなのに、おもしろいですよね。

 リスグラシューは、高いレベルで安定した走りを見せていたものの、どこか突き抜けられませんでしたが、一昨年のエリザベス女王杯で覚醒して、昨年の大活躍につながったと思います。ラッキーライラックには、そんなリスグラシューに似ている面を感じます。

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