2020.02.13

3歳牝馬ランキングが大きく変化。
クラシックで勝利するのはどの馬だ

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 3位は、前回4位だったクラヴァシュドール。阪神JFで3着、その前のGIIIサウジアラビアロイヤルC(10月5日/東京・芝1600m)では、GI朝日杯フューチュリティSを快勝したサリオスの2着と、相手、舞台を問わず、安定した結果を残している点が評価された。

吉田氏
「阪神JFでは、(同馬の)気性、操縦性、ライバルを総合的に鑑みて、折り合いを重視して中団で構え、終(しま)いで伸ばす作戦に出た、と見るべきでしょう。

 しかし結果は、超高速馬場でハイラップを刻んだレシステンシアに逃げ切り勝ちを許してしまいました。もちろん、10番枠から外を回される形になったことも、堪えたような気がします。

 好位につける正攻法の競馬をしていれば、おそらくもっと差のない競馬ができたように思いますが、レースぶりを見れば、負けて強しの印象です。桜花賞だけではなく、GIオークス(5月24日/東京・芝2400m)も楽しみ、という観点でいけば、1位(レシステンシア)以上の魅力を感じます」

本誌競馬班
「阪神JFで3着。レシステンシアに完敗し、マルターズディオサ(牝3歳/父キズナ)にも後れを取ったものの、力があることは示したと思います」

 4位は、前回5位タイだったスカイグルーヴ。牡馬相手の京成杯で2着と奮闘し、ポイントを上積みした。

土屋氏
「『牝馬不利』と言われる京成杯で2着。クリスタルブラックの決め手に屈しましたが、正攻法の競馬で勝ち負けを演じたことは評価に値します。

 血統的に見て、母アドマイヤセプターの現役時を考えれば、マイルにも適応できそうですし、もし桜花賞が合わなければ、その血筋から『オークスで』という思いに駆られます。同馬の可能性を見極める意味でも、(厩舎やオーナーサイドなどの事情による)使い分けなどせず、クラシックの王道を歩んでほしいと思います」

市丸氏
「4頭、4位に挙げましたが、このラインで将来性を考えるなら、スカイグルーヴです。1番人気で勝ちにいった京成杯のレースぶりから、『オークスなら』という感じはします」