2020.01.24

東海Sは1番人気が断然も、
過去の激走馬と共通する穴馬が好配当を生む

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 今年もそんな波乱を期待して、ここからは”穴馬”探しに尽力したい。

 まずは、1番人気が敗れた2回の勝ち馬をピックアップしてみたい。2013年のグレープブランデー(4番人気)と、2016年のアスカノロマン(4番人気)である。

 実は、この2頭には共通点がある。地方交流を含めて重賞での好走歴があり、前年に重賞勝ちはないものの、オープンレースを制していること。さらに、2走前がGIIIみやこS(京都・ダート1800m)に出走している、という点だ。

 こうした条件に当てはまる馬が、今年も2頭いる。アングライフェン(牡8歳)とスマハマ(牡5歳)である。

 ヴェンジェンス(牡7歳)とロードアルペジオ(牡7歳)も近いタイプではあるが、ヴェンジェンスは前年にオープン以上の重賞勝ちがあって上位人気が見込まれるため、ロードアルペジオは前年に勝ち星がなく、重賞での好走例もないため、外した。

 さて、アングライフェンとスマハマは、どちらも甲乙つけ難いが、過去に勝った2頭は5歳馬で、ともに4番人気だった。ならば、ここでは同じ5歳馬で、4番人気前後の支持を得そうなスマハマを上にとって推奨したい。

 あらためて過去7年の結果を見てみると、重賞勝ちがありながら、人気薄だった馬の好走例が目についた。

 2013年に8番人気で2着となったナムラタイタン、2015年に9番人気で2着となったグランドシチー、2018年に6番人気で3着となったモルトベーネらがいい例となる。いずれも、直近のレースで振るわずに人気を落としていたが、重賞勝ちがある実力馬の軽視は禁物、ということだ。

東海Sでの大駆けが期待されるモズアトラクション それでは今年、重賞勝ちがありながら、人気薄になりそうな馬はいるだろうか。キングズガード(牡9歳)、モズアトラクション(牡6歳)あたりが、その候補と言えそうだ。

 2頭とも面白い存在だが、例に挙げた過去の3頭が直近2走以上で馬券に絡んでいないことを考えると、より”穴馬”として妙味があるのは、モズアトラクションか。