牝馬2頭が有力視されるシンザン記念。朝日杯FS組が人気の盲点を突く (3ページ目)

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro

 朝日杯FSも、今までと違う差す競馬になったこと、4コーナーと直線で不利があったことを踏まえれば、立派な内容でした。ですから、こうした状況で、自分から勝ちにいく形での5着だったのなら、十分に評価できます。今回は"打倒・牝馬2頭"の有力候補に挙げていたでしょう。

 しかし、5着という結果も、大勢が決着してからのもの。いつの間にか突っ込んできて、5着に上がってきたという印象でした。そうなると、ここでも"勝ち負け"までは推せません。

 ともあれ、牝馬2頭に続く3着争い、あわよくば一角崩しの期待は持てます。

 これまでに挙げた2勝は、どちらも2番手からの抜け出しでした。原田騎手には今回、積極的な競馬をしてくれることを願っています。

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