スプリンターズSは今年も荒れる。穴党記者が推す自信の「穴馬4頭」 (4ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 そして、吉田記者ももう1頭、セントウルS2着のファンタジスト(牡3歳)も推奨する。

「春はクラシックのGI皐月賞(13着。4月14日/中山・芝2000m)からGI NHKマイルC(13着。5月5日/東京・芝1600m)という路線を歩んできましたが、本質的にはスプリンター。休み明け2戦目のセントウルSでは、それを証明する走りを見せました。

 抜群の行きっぷりを示して、2番手からの積極的な競馬を披露。直線に入って、勝ち馬タワーオブロンドンに軽くかわされながらも、しぶとく食らいついて2着に入ったことは大いに評価していいでしょう。鞍上も、同馬を知り尽くしている武豊騎手。変幻自在の立ち回りで、連続好走の期待は高まるばかりです」

 波乱ムード漂うGIシリーズの幕開け。その一端を担う馬が、ここに挙げた4頭の中にいても何ら不思議ではない。

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る