2019.08.31

小回りスプリント戦の小倉2歳S。
「2歳限定」の成績から本命が見えた

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Yamane Eiichi/AFLO

 このレースでの活躍も顕著だ。過去6頭が走り、2011年エピセアロームと2016年レーヌミノルが勝利。さらに、2013年にはラブリープラネット、2015年にはレッドラウダが3着に入っている。

 今年もダイワメジャー産駒ヒメサマ(牝2歳/栗東・梅田智之厩舎)がエントリー。同馬は2戦目の未勝利戦(小倉・芝1200m)で勝利した後、前走のOPフェニックス賞(小倉・芝1200m)で逃げ、勝ち馬から0秒2差の3着に入った。前走は逃げたが、勝ち上がった2戦目は好位から差して勝っており、展開次第で戦法を変えられる自在性も強みになるだろう。

 ヒメサマの母の父はシンボリクリスエス。ダイワメジャー産駒では、GⅡ阪神牝馬S(阪神・芝1600m)など重賞4勝を挙げたミスパンテールと同じ配合。祖母の父にも名種牡馬トニービンの血が入っており、2歳戦だけでは終わらなそうな奥の深さを感じさせる血統だ。

 以上、今年の小倉2歳Sは、キンシャサノキセキ産駒カイルアコナ、ダイワメジャー産駒ヒメサマの2頭に注目したい。

■平出貴昭 著
『一から始める! サラブレッド血統入門』(KADOKAWA)

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