2019.07.19

荒れる夏競馬。波乱傾向の中京記念も
過去データが示す3頭にご用心!

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 7月21日に行なわれるGIII中京記念(中京・芝1600m)。同レースは2012年から、新装された中京コースを舞台とした夏場のマイル重賞に生まれ変わった。

 この条件では過去7回行なわれていて、実は1番人気の成績が芳しくない。過去7回のうち1勝、3着1回と、馬券圏内(3着以内)に絡んだのは2回のみ。そうしたデータから見ても、比較的荒れやすいレースと言える。

 ということで、ここでは波乱を想定した穴馬券を狙ったほうがいいだろう。そこで、現在の条件で行なわれるようになった過去7年の成績を参考にして、高配当をもたらしてくれそうな伏兵馬を探し出してみたい。

 まず、このレースで過去に穴をあけたタイプとして、かつてGIで好走した経験のある馬が挙げられる。

 例えば、2012年に10番人気で3着となったトライアンフマーチ。同馬はその3年前に、GI皐月賞(中山・芝2000m)で2着に入る好走を見せていた。

 また、2014年に7番人気で優勝したサダムパテックは、2年前にGIマイルCS(京都・芝1600m)を制覇。同馬はその他、3年前の皐月賞でも2着と奮闘していた。

 今回のメンバーにおいて、GIで馬券圏内に絡んだ経験のある馬を見ると、カテドラル(牡3歳)、クリノガウディー(牡3歳)、ジャンダルム(牡4歳)、プリモシーン(牝4歳)、ロードクエスト(牡6歳)と、5頭いる。

中京記念での一発が期待されるロードクエスト ただし、過去7年で3歳馬が馬券に絡んだことはなく、4歳馬も3着が2度あるだけで、連対したことは一度もない。一方、5歳馬は4勝、6歳馬は3勝と、5、6歳馬が良績を残している。とすれば、今回はロードクエストを積極的に狙ってみたい。

 3歳時にGINHKマイルC(東京・芝1600m)で2着と健闘。底力があるのは確かだ。ここ最近は不本意な成績が続いているが、その分、人気薄となる今回は絶好の狙い目。展開が向けば、一発の可能性も十分にある。

 続いて、過去の穴馬パターンで多く見られるのは、前走でオープン特別の米子S(阪神・芝1600m)、あるいはパラダイスS(東京・芝1400m)を勝っていながら、人気が上がらなかった馬の激走だ。