GI戦線同様に大荒れ必至。マーメイドSは格下軽量馬4頭でガッポリ (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 普通に考えれば、2勝クラスを勝ち上がったばかりで、いきなりの重賞挑戦になると、さすがに厳しい。おかげで、人気薄の存在となるが、過去の結果が示しているとおり、そうした馬でも軽ハンデを利して上位に飛び込んでくることが多々ある。

 実際に今回も、ダンサールとレッドランディーニは51kgという軽ハンデで挑む。どちらも伸び盛りの4歳馬で、ダンサールは前走、2着以下に3馬身半差をつけての快勝劇を演じた。一方のレッドランディーニも、前走では上がり33秒0の末脚を披露し、内容の濃い勝利を飾っている。この勢いある2頭の一発に期待してみるのも悪くない。

 GIシリーズと同じく、波乱の決着になりそうなマーメイドS。ここに挙げた4頭の中に、GI戦以上の高配当をもたらしてくれる馬がいるかもしれない。

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