2019.04.27

昨秋の菊花賞「再戦」ムードの天皇賞・春。
穴馬は持久力勝負の王子様だ

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro

 というのも、上がりタイムは、内で我慢して脚をタメていた上位3頭、フィエールマン、エタリオウ、ユーキャンスマイルと同じでした。それでいて結果に差が出たのは、位置取りと通ったコースの差が出てしまったと言えます。これは結果論なので、騎手を責めることはできませんが、力負けではなかったことは確かでしょう。

 年明け初戦でGII日経新春杯(1月13日/京都・芝2400m)を制し、重賞ウイナーとなって、あらためて菊花賞上位組と再戦。注目していい1頭だと思います。

 さて、今回の天皇賞・春の「ヒモ穴馬」ですが、実績的にはやや見劣りますが、カフジプリンス(牡6歳)を取り上げたいと思います。勝ち鞍すべてが芝2000mを超える距離のもので、その走りからしても、瞬発力というよりは持久力勝負でこそ、というタイプに見えます。

距離が長ければ長いほどよさそうなカフジプリンス 前走のGII阪神大賞典(3月17日/阪神・芝3000m)でも、勝ったシャケトラには千切られましたが、この馬自身は最後までしっかり伸びていました。おそらく距離は長ければ長いほど、いいのではないでしょうか。

 天皇賞・春は、最後の瞬発力勝負になる時もありますが、淀みない流れで持久力がモノをいうレースになることが多いです。あくまでも展開次第ですが、厳しい流れになれば、出番があってもいいと思います。今年の場合、その可能性は決して低くないと思うんですよね。

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