2018.07.27

アイビスSDは舞台適性を重視。
相性バッチリの3頭が主役の座を狙う

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 しかもアイビスサマーダッシュは、牝馬の奮闘ぶりが目立つレース。過去10年で3着以内に入った30頭のうち、およそ半分の14頭が牝馬なのだ。

 好相性の「韋駄天S組」で、さらにこのレースに強い牝馬となれば、俄然ノットフォーマルに追い風が吹く。同馬の一発にかけてみるのも悪くない。

 最後に目を向けたいのは、近走のオープン以上のレースでまずまずの走りを見せていながら、人気薄だった馬の激走パターンだ。

 冒頭で触れた2012年の勝ち馬パドトロワは、前年のGIスプリンターズS(中山・芝1200m)で2着に入ったのち、人気を裏切る競馬がずっと続いていた。それでも、前走の函館スプリントSでは4着に入って、わずかながら復調の兆しを見せていた。

 2011年に11番人気で3着となったアポロフェニックスも、前年の函館スプリントSで3着と奮闘して以降、掲示板にさえ載れない不甲斐ないレースが続いていた。しかし、前走のバーデンバーデンCでは4着となって、上昇気配を見せていた。

 今回、これらに似た過程を踏んできている馬がいる。ラインスピリット(牡7歳)である。

勝てないまでも重賞戦線で健闘しているラインスピリット勝てないまでも重賞戦線で健闘しているラインスピリット